プロペシアを使用する前に知っておきたい毛根のメカニズム

毛根では血液中の栄養分を使うことによって毛髪が作られます。育毛剤を使うのも大事ですが日々、見えない毛根の部分をケアすることも欠かせません。毛髪を樹木に例えるなら、頭皮はそれらを支える大地であると言えるでしょう。そして頭皮の下に潜っている毛根部は、言わば根っこの部分となるのです。根っこがしっかりしていなければ樹木が十分に育ちません。さらに毛根が強くなければ、表面にある毛幹部の成長も期待できません。

それでは頭皮の内側はどのようになっているのでしょうか。頭皮の下にある毛髪や毛根部は表皮が落ち込んだ形の毛包に包まれているのです。そして毛根の一番深いところにある毛球には、毛乳頭というくぼみと毛母など様々な組織があります。それらが毛髪を作り出すための働きをします。

毛乳頭には細かい毛細血管が入り込み、毛髪の素材となる血液中の栄養分を運び込むのです。そうすることで毛母では毛髪の組織となる毛母細胞が形成されます。髪の製造工場とも呼べる部分で、毛乳頭から運ばれた栄養分を受けて細胞分裂を繰り返すのです。その結果、毛髪が誕生します。

育毛やヘアケアを考える場合、目に見える毛幹部だけに気をとられがちです。しかし健康で丈夫な毛髪を手に入れるには、毛髪を生み育てる毛根にダメージを与えないようにすることが必要です。育毛の土台や根っことなる環境を整えることが欠かせません。覚えておきたいのは毛髪の寿命です。切らなければ際限なく伸びていくわけではないのです。寿命が尽きれば自然に抜け落ちます。しかし、抜けてから3ヶ月ほど経つと、新しい髪が生えてくるでしょう。

このような髪の成長サイクルをヘアサイクルと呼びます。髪は、毛母細胞が刺激を受けることで分裂し成長していくのです。これを成長期と呼びます。男性で3年から5年、女性で4年から6年と言われています。男女で違いがあるのは女性ホルモンの作用の差です。

成長期には毛母細胞のタンパク質が変化し、硬く張りのある髪の毛となります。やがて毛髪の成長が鈍くなる退行期へと入ります。すると毛球部は硬く小さくなります。さらに毛母が毛乳頭から離れ、頭皮の表面近くまで上がってきます。

退行期の期間はおよそ3週間です。退行期が終わり髪の成長が止まると休止期を迎えます。古くなった髪の毛球が頭皮の上に上がり、髪が抜け落ちます。それと合わせて毛根部では新しい毛母と毛乳頭が発毛の準備を始めるのです。脱毛の症状はヘアサイクルが乱れることによって生じます。プロペシアを使用することで乱れたヘアサイクルを整えることが可能です。特に男性型脱毛症には高い効果があります。残念ながら男性型脱毛症以外の脱毛症には効果がありませんので注意しましょう。

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